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ジャクソン JACQUESSON

シャンパーニュ界の巨人であり変革者

エペルネからほど近いディジー村にあるジャクソン。同じくディジーのガストン・シケとは親戚同士。ナポレオンが東欧に遠征を繰り返していた頃に開かれたこのメゾンは、19世紀のシャンパーニュ生産技術の発展にも寄与してきた。アッサンブラージュや、糖分測定によるドサージュ技術の確率などである。

現代において、彼らはまたひとつの新風を吹き込んでいる。NV(ノンヴィンテージ)ともミレジメとも異なる、キュヴェ728に端を発する700シリーズは、彼らのメゾンにおいて728番目にアッサンブラージュされたことを示している。つまり、その表す数字によって、どの年のブドウのどのくらいの割合でブレンドされているかを識別することができるようになり、ノンヴィンテージのシャンパーニュにヴィンテージの個性を載せたのだ。

もうひとつ、「テール・ルージュ」など畑の名称を冠した単一畑シリーズも忘れてはならない。シャンパーニュはアッサンブラージュするもの、という前提に対して、違う角度からアプローチするジャクソンは今後も目が話せない。