ドメーヌ・ド・ベレーヌ Domaine de Bellene
ニコラ・ポテルの実力、極まれリ
膨大なブルゴーニュ古酒のストックで名を馳せたネゴシアン・ニコラ・ポテル。当主のニコラ・ポテル氏は紆余曲折あり、そのネゴシアンを去った。ネゴシアン「ニコラ・ポテル」はその名前の使用権が人手に渡ったと聞く。
渦中のニコラ・ポテル氏は、個人でネゴシアンとドメーヌを立ち上げた。ネゴシアンが「ロッシュ・ド・ベレーヌ」であり、自から管理する畑のブドウでワインを造る、いわゆるドメーヌ部門が「ドメーヌ・ド・ベレーヌ」である。
そのエチケット(ラベル)は地味めだが、実力は本物。買いブドウの「ロッシュ・ド・ベレーヌ」はその価格からは信じられないほど高いクオリティを誇り、いわゆる「ラベル飲み」ではなく中身、味を追求する愛好家にとっては最上のチョイスのひとつとなる。
「ドメーヌ・ド・ベレーヌ」はニコラ・ポテル氏が造りたいワインを追求しているだけあり、流行にとらわれない、テロワールを追い求めたクラシックな1本となる。生産量はごく少なく入手は困難だが人気の一流ドメーヌにひけをとらない品質だ。