コント・ラフォン Comtes Lafon
ブルゴーニュ・白ワインの帝王
コント・ラフォンはコシュ・デュリと並び、ブルゴーニュ白ワイン界の帝王と言えるだろう。リッチで厚み、コクのあるコシュ・デュリのスタイルに対し、テロワールを描き出したようなキレのよい果実・ミネラル主体のワインを生み出しているように思う。
1900年頃からムルソーとヴォルネイの優れた区画を買い進め、1919年にはグラン・クリュ・モンラッシェを手にする。
そのモンラッシェは当然として、プルミエクリュのペリエール、ジュヌヴェリエール、シャルムといったムルソー御三家、裏の畑名クロ・ド・ラバールから村名ムルソーに至るまで安定の評価を得ている。また、ヴォルネイに所有する赤ワインのプルミエクリュも実はたいへん評価が高い。